今日は中1と数学・理科が苦手な人へ向けたブログです
「単位量」
この言葉を聞いて説明ができる生徒は
小学校のときの算数をしっかり出来ている子が多いです
単位量の説明は小5の教科書で出てくるのですが
考え方自体は小3のわり算で習います
【例題】
10個のアメを5人で等しく分けます。
1人分のアメは何個になりますか?
【式】
10個÷5人=2個/人
簡単ですよね♪
でもこれが
【例題】
13.8gの質量を持つ物体の体積が60㎤であるとき
この物体の密度はいくつになるか?
途端にパニックになる生徒が続出
ちなみにこれは今
中1の理科の授業で勉強している内容です
単位量の考え方は
基準となる単位に対し、もう一つの数量が
どれくらい割り当てられているか
というもの
アメの例題であれば
「1人に対してアメが何個」または「1人あたりのアメの個数」
密度の問題なら
「1㎤に対して質量が何gか」または「1㎤あたりの質量」
どちらも同じ考え方なのです
公式として、密度=質量÷体積と暗記するだけだと
その後の質量や体積を求める問題が理解できない生徒が多くなります
同じ単位量の学習内容として「速さ」があります
算数・数学が苦手な人は
この言葉を聞いただけで「うわっ!」って顔します(涙)
そしてこの算数の内容を文字を使って表す
これが今勉強している中1の数学です
「うちの子、小学校の時の算数を理解しているのかしら?」
不安になった保護者の方
夏期講習でしっかり復習します!
次回の期末テストの内容は
この文字式が中心です
そして中学数学のメインである
方程式につながる範囲なので
しっかり克服できるように
演習していきましょう
数学が好きになるか嫌いになるかが決まる
重要な単元ですからね