薄暗い森の中
どの道を進めば町にたどり着けるのか
全く分からない
看板があるけれど
それが本当に正しいかも怪しい
「怖い・嫌だ・早く帰りたい」
「こんなことなら森に入るんじゃなかった」
「あー、なんで自分だけこんな目に合わなければいけないんだ・・・」
きっと知らない場所で迷子になった人は
こんな気持ちになっているかもしれませんね
ところでマラソンの選手が
迷子になっているところを
見たことがありますか?
もちろん私はありません(当たり前ですけれど)
でも42.195㎞も距離があるのに
どうして迷子にならないのでしょうか?
それは「ゴール」が分かっているからです
はっ?そんなの当たり前じゃん
そう思った人
ここで言う「ゴール」とは
走り終わったときの物理的なゴール地点ではなく
マラソンを完走するという目標としての「ゴール」です
毎日10㎞、20㎞と走り込み
辛い練習なのに何故続けられるのか
それはマラソンを完走するぞという
目標があるからです
その目標を達成する過程だからと考えることで
辛く苦しい練習も突破できるのです
これって勉強も同じですよね
自分は将来こうなりたい
○○大学に行きたい
□□高校に行きたい
未来のことを考えることで
今必要な行動が決められますよね
何をやっても上手くいかないなとか
なんでこんなことしなくちゃいけないんだろう?とか
現状に不満があるのは
先の事を考えていないからです
孔子の言葉で
「人、遠き慮(おもんぱかり)なければ必ず近き憂いあり」とあります
もし人が遠い将来を見通し
広く周囲を見回して深い思慮を巡らせておかないと
必ず手近なところに憂うべきことが起きてくる
みなさんも未来の自分を
もっと考えていきましょうね