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導入は視覚的に、演習はテスト形式で

中3Uクラスの理科の授業でテスト範囲の問題解説中

 

天気の分野で湿度の計算が空欄の生徒

 

塾長「どうして空欄なの?」

 

生徒「計算の仕方が分かりません・・・」

 

理科の計算問題は苦手な生徒が多く

 

問題を解く以前に考えることを止めてしまっている生徒もいます

 

 

塾長はこういうとき

 

イメージを伝えてから計算方法を教えていきます

 

例えば、理科で「%」がつく計算は

 

全体に対して調べたい対象がどれくらいあるのか?

 

ということを考えて計算するのですが

 

よく使うのが上記の図のように

 

ビンの中に水がどれくらい入っている?という話です

 

 

ビンの入れ物の容量(全体、元にする量) 500ml

 

中に入っている水(比べる量) 300ml

 

ビンに対する水の量の割合は

 

300÷500=0.6(60%)

 

 

理科の湿度の計算も考え方は同じで

 

1㎥の空気中に含まれる水蒸気の量を

 

その温度で空気中に含むことが出来る水蒸気の最大量で割る

 

やっていること自体は同じです

 

後は問題文を読み

 

自分でこの「全体」と「比べる対象」を見つけることができればOKです

 

 

計算問題が出来ない生徒の多くは

 

式を暗記で覚えようとしていて

 

暗記が不十分で計算方法を忘れて問題が解けない

 

 

割合ってそもそも何?というところをしっかり理解し

 

イメージ化できるようになると理科の計算も楽勝ですよ

 

そして重要なのはこの計算の問題演習を

 

時間・問題数を決めてテスト形式で行って下さい

 

自宅で復習をするときはこのイメージを

 

言語化することがおススメです

 

話したり・書いたり、頭の中にあるイメージを

 

外に出して下さい