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人を割ってもアメにはならない

新中1の数学の授業での一コマ

 

単位量を計算する問題での解説

 

小5で教科書に登場する単位量とは・・・「基準単位あたりに対応した数量」を求めることです

 

例えば10㎡の花壇に花が5本咲いています

 

この花壇、1㎡あたりの花の本数は何本ですか?

 

このような問題です

 

 

わり算をして求め、計算の式は、花の数÷面積、となります

 

よくあるミスとして割る数を反対にして計算する生徒がいます

 

 

実はこの単位量、もっと前の学年で教科書に出てきます

 

小3の教科書に出てくる「わり算」です

 

20個のアメを4人で分けます

 

1人何個もらえますか?

 

 

この時の式は 20個÷4人=5個/人ですね

 

つまりアメの個数を人数で割れば良い訳です

 

このくらいの問題ならば誰でも間違えずにできそうですが

 

単位量の問題になると頭が???となってしまう人が増えます

 

 

答えの単位が「個数」なのですから「個数」を割ればいいんだけなんですけれどね

 

人の数を割っても、アメの個数にはなりませんから

 

このように簡単な例で考えれば、どの数で割ればいいかも判断できますよ

 

 

単位量は中学校の理科でよく使う計算なので

 

今のうちにマスターして下さいね♪