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補数のお話

引き算の繰り下がり

 

小学生、いや中学生でも苦手な人がいるかもしれません

 

たまーに中学生でも指を使って計算している人がいます

 

 

例えば、22-7という繰り下がりの計算

 

学校の授業では十の位から10を借りてきて、12-7=5

 

こういった感じで計算をしている生徒さん、多く見かけます

 

ただ、繰り下がりの計算が苦手な人は、そもそも12-7の計算が難しく感じているようです

 

 

補数ってご存じでしょうか?

 

そろばんを習っていた人は、知っている人も多いと思います

 

ある数に足し算をして、10になる数を考える

 

例えば、7に何を足すと10になるか、もちろん3ですね

 

このように3を7の補数といいます

 

 

繰り下がりの計算をするときに

 

この補数を使って考えると、引き算をせずに足し算だけで済みます

 

先ほどの22-7の計算、7の補数は3

 

この3と一の位の2を足して5

 

十の位は繰り下がりの計算でひとつ使ったから2から1へ

 

答えは15

 

 

同じ説明を、先ほど早めに塾に来ていた小学生にして一緒に計算問題を解きました

 

初めてこの解き方を聞いたようで、驚いていました

 

計算が苦手な人は参考にしてみて下さい!