こんにちは、松本です。
2年生の英語で今教えている内容は、「不定詞」と呼ばれるものです。
意味・使い方が3つあり、少ない手掛かりで全て区別しなければならないので、
中学英語の中でも5本の指に入るくらい難しい文法です。
ただこの不定詞、「名詞・形容詞・副詞の代わりに使われている」というものなので、
名詞・形容詞・副詞がどんなものか分かってしまえば、
思っているほど混乱はしません。
しかし、学校ではこの「品詞」というものについて
細かく扱ってくれることが少ないので、難しく感じる人が多いんだと思います。
名詞とは、ものや人の名前全般を表していて、文の中だと主語などになれます。
形容詞とは、名詞を詳しく説明する語で、必ず名詞とセットで出てきます。
副詞は、形容詞が担当できないところを説明する語で、文のどこにでも現れます。
この説明だけではピンとこないと思いますが、こういった品詞の使い方が分かれば、
不定詞はその代わりに使っていると考えるだけなんです。
定期テストレベルであれば、日本語に訳してみて合っているものを使う、
というやり方でも大丈夫ですが、受験やその先を考えると
品詞についてはしっかりと理解しておいた方がいいと思います。
国語とは違う品詞を使っているので覚えるのは大変かもしれませんが、
是非英語にも時間をかけて、品詞を考えられるようにしてくださいね。