こんにちは、松本です。
今日のニュースを見た人は、
「マイナス金利」という言葉を聞いたと思います。
皆さんは、マイナス金利と言われて何のことか分かりますか?
世の中には、国民がお金を預けたり借りたりする「銀行」のほかに、
銀行が持っているお金(みんなが預けて持ちきれない分)を預けておく
「中央銀行」と呼ばれる場所があります。
お金を銀行に預けると、利用してくれたお礼(細かくは違いますが)として、
毎年少しだけ多くお金を返してくれる「利子」という仕組みがありますが、
マイナス金利とは、銀行が中央銀行に預けた時の利子が
マイナスになってしまうことです。
つまり、せっかく銀行が中央銀行にお金を預けたのに、
逆に利子を中央銀行へ払わなければいけないということです。
そのため世の中の銀行は「中央銀行に預けて利子を取られるくらいなら、
お金を必要としている国民にもっと貸してあげよう!」となり、
国民が持っているお金の量が少しずつ増えていく、ということになります。
もちろんこの通り上手くいくことは珍しいですが、
こういったことが分かってくると、
将来自分でお金を稼ぐようになったときにとても役に立ちます。
昨日のブログでも書いた通り、人生は一生勉強なので、
こうした世の中の仕組みを覚えていくことも、
大人になってから必要になります。
勉強は知らないことを知れる、楽しいことですからね!