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答えを覚えるだけでは…

こんにちは、松本です。

 

春休みに実施したテストの結果が返ってきているので、

 

それぞれの授業の際に返却しています。

 

特に3年生にとっては、受験のスタートダッシュとなる大事なテストでしたが…

 

はっきり言ってしまうと、英語の成績がかなりひどいです。

 

今回は県内平均も46点と低かったものの、

 

塾内で20~30点台が何人もいるという結果でした。

 

 

英数国のテストを復習するとき、間違えた答えと正解の答えを

 

とりあえず確認する、という勉強方法をしている人はいませんか?

 

断言します、それは勉強ではなく書写の練習です。

 

 

例えば以下の問題を間違えたとします。

 

( )内の単語を適切な形になおしなさい。

 

I (hear) that from my teacher last month. 

 

これを復習するとき、「heardという形になおす。」

 

とノートに書いたところで、何が覚えられましたか?

 

 

この時にやらなければいけない復習は、

 

「hearの日本語の意味は?品詞は?どんな形になおせる?今回は”なぜ”この形になる?

 

 なおし方は?この文全体の意味は?この単語を使った熟語はある?」

 

まで考えます。

 

hear:聞くという意味の動詞。

 

動詞なのでなおし方は(三単現のs、ing形、過去形、過去分詞形)の4つ。

 

文末にlast~があるので過去形にする。不規則変化なのでhear→heard。

 

文の意味は「私は先月、先生からそのことを聞きました。」

 

hearはofとセットにして「hear of~:~について聞く」という熟語がある。

 

ここまでやらないと、他の問題で通用しないので、復習には時間がかかります。

 

 

分からない単語は調べる、と言いますが、

 

ただ何となく日本語を覚えるだけでは不十分です。

 

似た形式の違う問題が出た時に対応できるよう、しっかり身になる勉強の仕方を

 

するようにしてください。